竜返しの滝は別名「すずが滝」とも言う。
近くにある白糸の滝とは一味違う良さがある。
森林浴をしながらの滝までの道のり。人の少なさ。滝の形状。
規模は大きくはないが、白糸の滝が「静」だとすれば竜返しの滝は「剛」。
白糸の滝に訪れるのなら併せて立ち寄りたい滝。
どこにあるの?竜返しの滝への行き方
竜返しの滝は軽井沢の観光スポットの一つ「白糸の滝」の近くにあります。白糸の滝と同様に白糸ハイランドウェイを利用して行くことが出来ます。
注意して確認していないと見過ごしてしまいがちな入り口が下の写真です。
これは旧三笠ホテルから峰の茶屋方面へ向かっている写真です。位置関係としては旧三笠ホテルー竜返しの滝ー白糸の滝ー峰の茶屋となります。
右の道が白糸ハイランドウェイの本線で、赤い丸で印をつけているところが竜返しの滝への入り口となります。この赤丸の先に無料の駐車場があります。
初めての人は見つけづらい場所です。
見つけるポイントとしては、旧三笠ホテル側の料金所から行く場合、左側に「アンシェントホテル浅間軽井沢」が見えてきます。ホテルの駐車場が白糸ハイランドウェイ沿いにあり目立ちます。写真にある茶色い看板はアンシェントホテルの看板です。
このアンシェントホテルの駐車場脇に竜返しの滝の入口があると思ってください。
駐車場はホテルの所に停めず、滝の無料駐車場を使用しましょう。
バスで行く場合は、軽井沢駅北口バスのりば、草津温泉バスターミナルから「小瀬温泉」停留所で下車します。
森林浴をしながら滝を目指す
白糸ハイランドウェイから滝の入口に入ると辺りは木々に囲まれます。
道は未舗装で入口付近はまだ幅がありますが、滝の近くになると道幅は狭くなります。山の中ですがそれほど坂道はありません。歩くペースにもよりますが滝までは15分程度あれば到着します。
入り口で気になるのがこの看板。
人との会話や鈴など音を出しておくといいとの案内。やはりクマは怖いので注意したいところです。特に他に人のいない時間帯は不安になるので対策を取っておきましょう。
滝までの道は森林浴の時間です。
木々に囲まれているので涼しく感じます。白糸の滝と比べ整備されている感じはあまりせず、より自然を感じることができるでしょう。
上を見上げても木々が生い茂っています。
川の音が聞こえてきます。崖になっているので落ちないように気をつけましょう。
橋までくればあと少しです。5分もあれば到着します。
そして竜返しの滝に到着。
白糸の滝とは違いそれほど大きくはないものの滝らしい滝と言えます。水量も多く激しく水が流れ落ちます。
滝までの距離が少しあるのが残念なところです。
この場所はそれほど広くはありません。もしたくさん人がいたら少し窮屈で見づらいでしょう。それほど多くの人が訪れる場所ではないからこそゆっくりと楽しめる場所とも言えます。
滝まで来ると休憩スペースもあります。
料金について
竜返しの滝を見るのに料金はかかりません。
但し、ここまで来るのに白糸ハイランドウェイを利用するかバスを利用するかしなければいけません。
白糸ハイランドウェイの通行料金は以下の通りです。
二輪自動車(125㏄以上バイク) | 200 円 |
軽自動車・小型自動車・普通自動車(乗用・貨物) | 400 円 |
マイクロバス | 1,000 円 |
大型・特大 | 1,600 円 |
また、路線バスは草津交通路線バスが運行しています。
軽井沢方面からは軽井沢駅北口バスのりば2から約15分、草津方面は草津温泉バスターミナルから約60分です。
料金は軽井沢駅から小瀬温泉バス停まで大人片道¥450、草津温泉から白糸の滝バス停まで大人片道¥1,910となっています。白糸の滝バス停と小瀬温泉バス停は¥370円です。
詳細については草津交通路線バス公式サイトでご確認ください。
竜返しの滝の概要
- 名称:竜返しの滝
- 住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉
- アクセス:
- 車の場合|軽井沢駅から県道133号を北へ、旧三笠ホテル方面へ向かい三笠通りを進む、小瀬料金所通過し竜返しの滝へ
- バスの場合|軽井沢駅北口バスのりば2より約20分/草津温泉バスターミナルから約60分 - 関連サイト:白糸ハイランドウェイ公式サイト / 草津交通路線バス公式サイト
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