水が流れ落ちる様子が白糸ように見える滝。
日本には白糸の滝という名称の滝がいくつもある。軽井沢にある白糸の滝もそのうちの一つ。
軽井沢の白糸の滝は高さは3mと低いが幅が70mある。地下水を源流としているため流量は一定で雨の後でも濁らないのが特徴。
数百条の地下水が白糸のように流れ落ちるとても美しい滝。
初めて軽井沢に訪れた際は必ず立ち寄りたい観光スポットの一つ。
自然を感じられる軽井沢の観光スポット
軽井沢はお買い物を楽しむだけの場所ではありません。
自然を感じることのできる場所がこの白糸の滝です。軽井沢観光の名所の一つなので、一度は訪れみてはいかがでしょう。
白糸の滝に行くには途中有料道路「白糸ハイランドウェイ」を通ります。迂回して行くことは出来ません。
片側1車線のくねくねとした山道です。
日差しが強くても木々に囲まれて道路は日陰部分とそうでない部分があり、木漏れ日がとても眩しく感じることもあります。眩しくて走りづらいものの少し気持ちがいい。
道がくねくねとした山道なので気をつけて運転しましょう。
白糸ハイランドウェイを進むと白糸の滝前の売店所が見えてきます。
この辺りの道脇に駐車スペースがあるのでラインに沿って無料で駐車することが出来ます。
写真の左側が駐車スペース(約200台)。
駐車場があるというよりも白糸ハイランドウェイの道脇に駐車スペースがあるといった感じです。
午前中の早い時間に行くと空いていますが売店も開いていません。
しかし早い時間だと人も少ないのでゆっくりと滝を楽しめます。
駐車場には売店、休憩所、トイレ、コインロッカーもあります。
売店では長野産のいろいろなものが売っており、その場で食べることも出来ます。おやきや豆腐、イワナの炭火焼き、団子などその場で食べられるものもあります。
特に豆腐は白糸の滝の湧き水と長野県産の大豆を使用して手作りしています。だし醤油、岩塩、浅間ブルーベリー、メープルシロップなどをトッピングできるここならではの一品です。
休憩所はこれくらいの広さです。
ここでバスを待つことも出来ます。
トイレはこの建物で、男女分かれた作りになっています。
この売店エリアから白糸の滝までは150m程度で行けます。
川沿いの緩やかな坂道を登って行きます。緩やかなので大変ではありません。
段々と滝が見えてきます。
そして到着すると高さ3m幅70mの白糸の滝が目の前に。
高さは3m程度なので水の勢いという面での迫力はありませんが、この幅の広さには静かな迫力を感じてしまいます。
水は浅間山に降った雨が地下に浸透し、6年程度かかって湧き出てきたもの。水温は11.8度と高めなのは火山活動による地熱の影響とのこと。
周りは木々に囲まれていて日差しを和らげ多少涼しく感じます。
また、期間限定で夜にライトアップイリュージョンも開催しています。
料金について
白糸の滝自体の料金はありません。
前述している通り、自家用車であれば白糸ハイランドウェイを通るのに通行料金がかかります。
車両の種類によって金額は変わり以下の通りとなっています。尚、歩行・自転車・125㏄未満バイクでの通行はできません。
二輪自動車(125㏄以上バイク) | 200 円 |
軽自動車・小型自動車・普通自動車(乗用・貨物) | 400 円 |
マイクロバス | 1,000 円 |
大型・特大 | 1,600 円 |
詳細は白糸ハイランドウェイ公式サイトをご確認ください。
また、路線バスは草津交通路線バスが運行しています。
軽井沢方面からは軽井沢駅北口バスのりば2から約20分、草津方面は草津温泉バスターミナルから約60分です。
料金は軽井沢駅から白糸の滝バス停まで大人片道¥710、草津温泉から白糸の滝バス停まで大人片道¥1,690となっています。
詳細については草津交通路線バス公式サイトでご確認ください。
白糸の滝の概要
- 名称:白糸の滝
- 住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉
- アクセス:
- 車の場合|軽井沢駅から県道133号を北へ、旧三笠ホテル方面へ向かい三笠通りを進む、小瀬料金所通過し白糸の滝へ
- バスの場合|軽井沢駅北口バスのりば2より約20分/草津温泉バスターミナルから約60分 - 関連サイト:白糸ハイランドウェイ公式サイト / 草津交通路線バス公式サイト
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